レトロなきろく

R88 - 古いものいろいろ 『古道具 古家具 昭和レトロのお店』のブログの別館です

東京都 羽村郵便局 古い風景印

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昭和40年(1965年)8月10日押印 『東京 羽村

 

今回も廃止印でした。

この風景印は

昭和30年(1955年)4月1日から昭和51年(1976年)6月30日のものでした。

図案は羽村水道堰、大菩薩峠中里介山記念館、桜です。

この次の風景印は図案は同じで「東京 羽村」を「羽村」にした

「東京」の文字を抜いたものでした。

このマイナーチェンジ風景印の使用期間は

昭和51年(1976年)7月1日から昭和55年(1980年)5月4日でした。

 

羽村水道堰(羽村取水堰)は多摩川の堰で

支柱や桁に丸太や枝などを使う投渡堰(なげわたしぜき)と固定堰の二重構造だそう。

増水時には丸太など木で出来た投渡堰取り除いて危険を回避するそうです。

この仕組みはこの地に堰が設置された承応3年(1654年)から現在もほぼ変わっていないそう。

一応現在の形態になったのは明治33年(1900年)だそうです。

ずっと木材で作られている堰、なんだかかっこいいですね。

 

そして、この堰の周辺は桜が多いそうで桜の名所になっているそうです。

羽村市の市花も昭和48年(1973年)に桜が制定されたそうです。

 

中里介山記念館は昭和52年(1977年)に閉館しているそうですが、

この風景印のは記念館の正門だった赤門のようですね。

現在はこの赤門は郷土博物館に移築されています。

 

そして、現在の風景印は昭和51年(1980年)5月5日使用開始です。

図案は玉川兄弟の銅像、市動物公園、羽村水道堰の桜、山並みだそう。

これは思いっきり図案改正されています。

レトロな雰囲気からちょっとシュッとしたデザインになりました。

でも、いっぱい詰め込まれて盛りだくさんなのは変わらずでいいですね。

 

 

 

羽村郵便局

〒205-8799

東京都羽村市緑ヶ丘5-3-2

 

 

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東京都 三宅島 坪田郵便局 古い風景印

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昭和40年(1965年)8月10日押印 『東京 坪田』

 

使用開始日は昭和34年(1959年)7月1日、

最終日は平成5年(1993年)5月31日で廃止印です。

図案は三宅島の三池風景、テングサ、観光船。

とってもレトロな雰囲気漂う図案ですね。

このゆるりとした時間の流れを感じるものから

現在はちょっぴり現代っぽい雰囲気も漂うものに変わりました。

なんだろう、今っぽさは道路の描写かな?

 

現在の風景印は平成5年(1993年)6月1日から。

図案は三七山から見たひょうたん山、赤場焼、島内一周道路、連絡船。

 

三宅島は昭和37年(1962年)8月の雄山中腹からの噴火で三七山(さんしちやま)が出来ました。

 三七山から見えるのは昭和15年(1940年)7月の噴火で出来たひょうたん山。

その近くにむかしの海岸線だった赤場暁という赤い溶岩台地があります。

赤場暁は島内一周道路(都道212号線)の向こう側、海側にあります。

昭和37年の噴火で出来た三七山から見える風景がそのまま現在の風景印になってる感じ。

ここに現在の風景印を掲載できないのでなんですが

道路の照明まできちんと描かれいる所もちょっぴりツボです。

連絡船も大きくなって形がちょっと面白く見えちゃう。

結構忠実に描写しようとしたらこうなっちゃった、みたいな。

現在のものは以前のものとは雰囲気の違う可愛さを感じます。

良かったら画像検索をして見てみてください。

 

ちなみに、

三七山の展望台から見える風景は三宅村の絶景ポイントにもなっています。

 

 

坪田郵便局

〒100-1211

東京都三宅島三宅村坪田3050

 

 

 

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東京都 石神井郵便局 古い風景印

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昭和40年(1965年)8月1日押印  『石神井

 

 この図案はきっと石神井公園ですよね。

またこちらも行ったことがないのですが

石神井公園は園内をストリートビューで見られます。

便利な時代になっていることを実感する瞬間。

石神井城址の所へ行く橋などもこんな感じですよね。

この古い風景印は以前のもので廃止印です。

使用開始日は昭和34年(1959年)8月15日です。

最終日は昭和60年(1985年)4月19日でした。

 

現在の風景印は翌日の

昭和60年(1985年)4月20日からのものになります。

図案は石神井公園石神井城址

石神井城址をしっかり入れたものになったのですね。

 

 

今のはこれって一緒に掲載できないのが

ちょっぴりもどかしい。

本当は変遷を載せたい・・・

昭和60年のは無いか

もしあったとしても

コレクターの方も未整理だった分になるので

すぐには見つかりません。

見つけた時にはまたご紹介しますね。

 

 

石神井郵便局

〒177-8799

東京都練馬区石神井台3-3-7

 

 

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滋賀県 守山郵便局 古い風景印

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昭和40年(1965年)8月10日押印 『滋賀 守山』

 

今回のものは守山郵便局ですが

現在はもうこの名前ではありませんでした。

昭和40年(1965年)11月1日に近江守山郵便局に改称です。

特定郵便局から普通郵便局に局種別改定もあったそうな。

ということで、

今回の風景印はきっとそこまでだったのでしょうね。

最終日もちょっとはっきり分かっていませんが、

使用開始日は昭和32年12月10日のようです。

 

図案のきちんとした詳細は分かりませんが

手筒花火ですよね、これ。

奥のは今のにもある東門院っぽいかんじですけど

どうですかね。

 

現在使われている近江守山の風景印は

昭和63年(1988年)2月1日からのもので

図案が近江妙連の花、東門院、中山道の道標だそうです。

 

 

滋賀県、手筒花火が結構あるのですね。

愛知の豊橋の手筒花火のイメージがとても強くて

 滋賀のは知りませんでした。

 

 

 

現:近江守山郵便局

〒524-8799

滋賀県守山市守山6-17-1

 

 

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鳥取県 江尾郵便局 古い郵便局

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昭和40年(1965年)7月5日押印(使用開始日) 「鳥取 江尾」

 

江尾と書いて「えび」だそうです。

また使用開始日でしたが、これは現在は廃止されている風景印。

平成6年(1994年)10月2日まで使われていました。

図案はしっかりした表記を探せなかったのですが

もしかして、鏡ヶ成高原なのでしょうか。

って、結局奥大山でいいのかな。山の形が似てます。

手前の建物ははっきりとは分かりませんでした。

なんでしょう?

ご存知の方、もしよろしければご教授くださいませ。

 

平成6年(1994年)10月3日からの風景印が現在のもので

図案がチロルの里のシンボル・スウィングベルと町花のアヤメと奥大山です。

現在の図案もいい雰囲気ですね。

 

 

 

江尾郵便局(えびゆうびんきょく)

〒689-4401

鳥取県日野郡江府町江尾2106-3

 

 

 

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鹿児島県 種子島郵便局 古い風景印

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昭和40年(1965年)7月5日押印(使用開始日) 『種子島

 

鹿児島の種子島、また遠いです。

またもやこの風景印の使用開始日の押印。

現在も同じ風景印ですね。

図案は馬毛島のソテツ、種子島銃、忠孝碑だそう。

馬毛島種子島の西之表からすぐ近くの小さな島です。

馬毛島にはソテツが自生しているそうで、

今もソテツ自生地は観光スポットになっているようですね。

ソテツ自生群落が市指定文化財にもなっています(天然記念物)。

 

種子島銃、火縄銃ですが

日本には1543年(天文12年)に種子島に初めて伝来したことから

種子島銃とも呼ばれます。

歴史の授業に出てきた感じですね。

 

忠孝碑、私はよく知りませんでした。

まず、忠孝は君主に対する忠義と親に対する孝行を結合して説かれた道徳思想。

中国の儒教思想を源流に持つもので、日本では古くから大切にされました。

忠孝碑自体は他の地にもあるのですが

種子島の忠孝碑は若狭忠孝碑だそうです。

若狭という種子島の刀鍛冶の八板金兵衛清定の娘さんのお墓と共にある石碑。

 

八板金兵衛清定は火縄銃の伝来時に当時の種子島14代島主時尭に製作を命じられました。

当時の日本にはねじの概念が無かったため、ねじの技術が最大の難関だったそう。

失敗続きで困っていた父を見て娘の若狭がポルトガル人に嫁いだそうです。

これによりねじの技術を教えてもらい銃の国産化に成功したそう。

八板家の家系図に、

火縄銃が伝来した1543年(天文12年)にポルトガル人に嫁いで

翌年、ポルトガルからまた種子島に来て親子の再会をしたときに

急病、大病を患って亡くなったことにして、棺に入れて葬儀をした。

その時にポルトガル人は涙も流さなかった。

という記載があるらしいです。

これが史実なら国際結婚も初だそうで、色々すごい娘さんです。

 

西之表市天神雲之城墓地のソテツの元に若狭のお墓とされる石があり、

その横に忠孝碑があります。

近くには小説家の海音寺潮五郎が訪れた時に詠んだ歌碑もあるそうです。

 

 

ちなみに、

種子島開発総合センター鉄砲館にはこの八板金兵衛作と伝えられている

火縄銃、国産第1号が工芸品(有形文化財)として保管されているそうです。

常設展示のようなので、種子島に行ったらぜひ立ち寄ってみたいですね。

 

 

 

種子島郵便局

〒891-3199

鹿児島県西之表市西町61-1

 

 

 

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山梨県 大泉郵便局 古い風景印

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昭和40年(1965年)7月5日押印(使用開始日) 『山梨 大泉』

 

山梨県続きました。

こちらは大泉と書いて「おいずみ」と読むそうです。

地名は色々な読み方があって難しいですね。

そして、今回もこの風景印の使用開始日の押印でした。

図案は八ヶ岳連峰と高原の牧場の風景。

いい山並みに牛がいっぱい、のどかで可愛らしい風景印です。

私、牛はちょっとご縁があるので可愛らしさもより増します。

こちらも現在も同じ風景印のようです。

個人的にはずっとこのままであってほしい気分です。

 

 

ところで、市町村合併が盛んに行われた時期がありましたよね。

もう10年ちょっと経ったと思いますが、

私の出身地も町でしたがお隣と合併して市になりました。

名古屋の近郊も海部郡のいくつかの町が合併してあま市になったし、

他にも、そんな表記になったの?!と

全国ニュースで話題になった地域もいくつかありますよね。

ちょうどこの北杜市のお隣の南アルプス市も色々話題になった新設合併でしたね。

今回の風景印の山梨の大泉も以前は大泉村でした。

2004年11月1日に北巨摩郡内の6町村と新設合併して北杜市になっています。

この風景印の使用開始の頃は、住所は北巨摩郡大泉村でした。

 

 

 

大泉郵便局(山梨県・現在の住所)

〒409-1502

山梨県北杜市大泉町谷戸2972

 

 

 

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