FDC メートル法完全実施記念 初日カバー 東京特印 その2
メートル法完全実施記念 昭和34年(1959年)6月5日発行
東京特印
中村浪静堂
この初日カバーは木版で渡辺三郎の画。
「定」の文字と折尺でMにした渋いデザイン。
ちなみに、
日本では明治24年(1891年)に度量衡法で尺貫法と併用する形でメートル法が導入されたそうです。
早くメートル法が普及するように単位に漢字も当てたのですが
(m-米、g-瓦、L-立など)
大正10年(1921年)に法改正で尺貫法を廃止しても
尺貫法に慣れていたためなかなかうまくいかなかったようです。
そのため、昭和26年(1951年)施行の計量法で尺貫法を禁じ、
メートル法の使用を義務付けました。
日本での完全実施は昭和41年(1966年)4月1日までかかったそうです。
単位が変わるのって、結構厄介ですよね。
浸透するまで時間がかかるのも納得です。
ところで、
取引や証明に関わらない範囲では今でも尺貫法を使っても大丈夫です。
和裁でも尺貫法のままですね。
釘も5寸釘とか、家など坪数とか、一升瓶とか。
結構ありますね。
切手と消印は同じなので省略します。
発行元が違うので、こちらの説明文もどうぞ。
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