FDC 名古屋開府350年記念 初日カバー 名古屋特印 その4
名古屋開府350年記念 昭和34年(1959年)10月1日発行
名古屋特印
中村浪静堂
カバー画:久野実氏
名古屋開府350年記念の初日カバー、
中村浪静堂のもう一つのデザインの方です。
名古屋開府350年記念については前回の記事をどうぞ。
カシェは提灯ですね。
丸八の名古屋市のマークがとっても印象的。
名古屋の提灯、実は伝統工芸、名産品でもあるのです。
名古屋提灯も歴史の古い業者が多く
明治初期には貴重な輸出品として
日本一の生産量を誇ったこともあるそうです。
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福井県 福井郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)5月9日押印(最終日) 『福井』
今回は風景印切替時の2つご紹介。
どちらも廃止印。
まずはより古い方、最終日の押印だったものから。
昭和31年(1956年)6月1日から使われた風景印のようです。
図案のはっきりした記載は分かりませんでしたが
福井城址、織物、あとすみませんこれどなたでしょう?
さらっと調べでは分かりませんでした。
でも、なんだか味のある風景印ですね。
そしてその次の風景印。
昭和36年(1961年)5月10日押印(使用開始日) 『福井』
ちょっとあっさりした感じに変りましたね。
この風景印は昭和62年(1987年)6月30日まででした。
その次の日、7月1日から福井中央郵便局に改称です。
改称後は同じ図案で局名表示だけ変わりました。
その風景印ももう今は変わっています。
福井中央郵便局
〒910-8799
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FDC 名古屋開府350年記念 初日カバー 名古屋特印 その3
名古屋開府350年記念 昭和34年(1959年)10月1日発行
名古屋特印
中村浪静堂
カバー画:久野実氏
以前もNCC版を2つご紹介している名古屋開府350年記念の初日カバー。
その1の翌日にその2もご紹介しています。
今回は中村浪静堂の木版の初日カバーです。
名古屋は築城開府以来、城下町として発達し、
昭和34年(1959年)10月1日に開府350年を迎えました。
盛大な記念式典を開催することになり10円の記念切手が発行されました。
木版画のいい雰囲気。
久々なので切手と消印を再掲。
切手は10円の記念切手。
消印は名古屋特印。
ところで、
先にリンクでご紹介の「その1」でも書いていますが
実は名古屋城築城と名古屋遷府が正式に発令されたのが
慶長14年(1609)11月16日で、
名古屋の市政施行が明治22年(1889)の10月1日なので
昭和34年(1959年)10月1日に記念式典をして記念切手発行となったようですが
名古屋城が実際に築城を開始したのは慶長15年(1610年)で
天守閣の出来上がりはその2年後でした。
名古屋開府は本来、名古屋城とその城下町を作り始めた慶長15年(1610年)とするのが自然な感じです。
名古屋城築城と名古屋遷府の正式な発令も
慶長15年の1月9日という説もあるらしいです。
発令の日付はどちらかはっきりしませんが
名古屋市は開府400年の記念行事を平成22年(2010年)に行いました。
今回ご紹介の名古屋開府350年記念の時は
ちょっと強引に色々まとめちゃった感じでしょうか。
2年連続で祝うと大変だったからかな?
全部祝いたかった気持ちはよく分かります。
ちなみに、今回ご紹介の初日カバーと記念切手のきっかけは
名古屋市制70年も一緒になった記念式典開催でしたが
名古屋市制120年は平成21年(2009年)に名古屋開府とは全く別で行われていました。
この時は名古屋市公会堂のある鶴舞公園というこの辺りでは有名な
大きな公園(ポケモンGOでもちょっと知れました)が100周年だったらしく
この鶴舞公園100周年と一緒に祝う記念イベントになっていました。
説明文はこちら。
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山梨県 勝山郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)6月9日(最終日) 『山梨 勝山』
こちらの使用開始日は昭和30年4月1日。
きちんとした記載を見れていませんが
図案は富士山と河口湖ですかね。
吹く風も描かれているのがちょっといい感じ。
あ、雲かな。
うちには無いですが、
この前の昭和12年1月11日からの風景印もほぼこれと同じ図案です。
でも、雲の線の入り方や湖面に映ったほうの感じもちょっと雰囲気が違います。
やっぱり同じ図でもより古い印刷物にあるような表現でした。
戦前のものなので、横書きの表記も右から。
左からの横書きに変えた時に図案の線もちょっとレトロ感が減った感じです。
今の風景印変更時と同じような変わり方。
ちょっとずつ味が失われていくような気もするのが残念なところです。
次の風景印がこちら。
昭和36年(1961年)6月10日(使用開始日) 『山梨 勝山』
こちらは現在も使用中のもののようですね。
図案はフジザクラ、富士山、河口湖。
フジザクラが増えました。
フジザクラとはマメザクラのことだそうです。
さくらの野生種の一種とのこと。
富士山の近辺や山麓で見られる小さな桜。
私は富士山にきちんと行ったことがないので
この桜も実際に見たことがありません。
両方見たいな。
勝山郵便局
〒401-0310
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FDC 切手趣味週間 昭和33年(1958年) 初日カバー その2 名古屋特印
切手趣味週間 昭和33年(1958年)4月20日発行
名古屋特印
東海郵趣連盟
版画:中村浪静堂
カバー画:久野実氏
切手趣味週間が4月に変った最初の年、昭和33年の初日カバー。
以前、郵便文化部版で東京特印のカバーをご紹介しています。
今回は東海郵趣連盟のもの。
木版でこの雰囲気は、と思ったら
やっぱり中村浪静堂の版画でした。
可愛らしいカシェです。
特印がピンセットで切手を挟んでる感じなので
その雰囲気にちなむ感じですね。
切手と消印は同じですが、
特印が名古屋なのでまた載せておきます。
10円の特殊切手は鳥居清長の版画「風俗東之錦」の「雨中湯帰り」の一部。
大きな切手でとっても存在感があります。
特印には切手収集のアイテム、ピンセットとヒンジも。
この特印も可愛らしいです。
説明文はこちら。
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兵庫県 明石郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)6月9日押印(最終日) 『明石』
今回は風景印切替時の2つ両方のご紹介。
まずはより古い方から。
こちらは昭和25年(1950年)11月1日からの風景印。
図案が明記されている物は確認できていませんが
明石城の櫓(こちらは坤櫓かしら?)、明石海峡(と船)、明石鯛でいいのかな。
明石鯛の中に局名表示や櫓がなかなかいい感じの風景印ですね。
明石鯛は明石の特産で、明石海峡の豊富な餌と激しい潮流により
身のしまりが良い美味しいと有名な鯛。
天守閣は無いですが、天守台はあり、石垣や櫓、堀などあります。
明治16年(1883年)には整備されて明石公園となったそうです。
次の風景印はこちら。
昭和36年(1961年)6月10日押印(使用開始日) 『明石』
こちらも明記されたものが確認できませんでしたが
図案は明石天文科学館、明石海峡(と船)、明石城の櫓(こちらは巽櫓っぽい?)という感じでしょうか。
明石天文科学館は昭和35年(1960年)6月10日に開館。
昭和36年は開館1周年だし、日本標準時制定75年ということで
風景印も変わったのかしら。
この風景印は平成10年(1998年)3月19日まででした。
翌日の3月20日からの風景印が現在の風景印です。
現在の風景印には明石海峡大橋が入り櫓が無くなってしまったので
ちょっとだけ寂しいですね。
両方は入れられなかったかな。
ところで、この昭和36年は明石にとっては日本標準時制定75年ということで
7月12日に記念切手が発行された年でした。
以前その初日カバーをご紹介していて
明石天文科学館のカシェと特印でした。
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明石郵便局
〒673-8799
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FDC 皇太子殿下御成婚記念 初日カバー その3 名古屋特印
皇太子殿下御成婚記念 昭和34年(1959年)4月10日発行
名古屋特印
中村浪静堂
カバー画:大塚均氏
前回の初日カバーのご紹介に続いて
今回も昭和34年(1959年)の皇太子殿下御成婚記念の時の
名古屋特印の押された中村浪静堂の木版の初日カバー。
こちらは大塚均氏のカシェになります。
5円と20円切手の図案が檜扇なのでそれにちなむものですね。
切手と消印は前回と同じなのでアップ画像は省きます。
説明文もカバー画のお名前が違うだけなので省略です。
そういえば、特印の図案の釣太鼓はどうしてかと思ったのですが
この当時の郵政省から出た記念切手の解説書のカバーが
釣太鼓になっていました。
楽太鼓ともいわれ、雅楽の管絃の演奏に用いられ、
舞台では前列から打楽器、絃楽器、管楽器と並ぶので
釣太鼓は真ん中でとても存在感があります。
今の所見つけたこの記念切手の初日カバーでは
20円切手が貼られている物がありませんでした。
10円と5円が一緒の切手のシートはあるのですが
結局4種一緒の解説書もまだ現物を見ていないので、
この時に発行された4種類の切手を載せておきます。
どちらの図案も色違い。
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