FDC 名古屋開府350年記念 初日カバー 名古屋特印 その3
名古屋開府350年記念 昭和34年(1959年)10月1日発行
名古屋特印
中村浪静堂
カバー画:久野実氏
以前もNCC版を2つご紹介している名古屋開府350年記念の初日カバー。
その1の翌日にその2もご紹介しています。
今回は中村浪静堂の木版の初日カバーです。
名古屋は築城開府以来、城下町として発達し、
昭和34年(1959年)10月1日に開府350年を迎えました。
盛大な記念式典を開催することになり10円の記念切手が発行されました。
木版画のいい雰囲気。
久々なので切手と消印を再掲。
切手は10円の記念切手。
消印は名古屋特印。
ところで、
先にリンクでご紹介の「その1」でも書いていますが
実は名古屋城築城と名古屋遷府が正式に発令されたのが
慶長14年(1609)11月16日で、
名古屋の市政施行が明治22年(1889)の10月1日なので
昭和34年(1959年)10月1日に記念式典をして記念切手発行となったようですが
名古屋城が実際に築城を開始したのは慶長15年(1610年)で
天守閣の出来上がりはその2年後でした。
名古屋開府は本来、名古屋城とその城下町を作り始めた慶長15年(1610年)とするのが自然な感じです。
名古屋城築城と名古屋遷府の正式な発令も
慶長15年の1月9日という説もあるらしいです。
発令の日付はどちらかはっきりしませんが
名古屋市は開府400年の記念行事を平成22年(2010年)に行いました。
今回ご紹介の名古屋開府350年記念の時は
ちょっと強引に色々まとめちゃった感じでしょうか。
2年連続で祝うと大変だったからかな?
全部祝いたかった気持ちはよく分かります。
ちなみに、今回ご紹介の初日カバーと記念切手のきっかけは
名古屋市制70年も一緒になった記念式典開催でしたが
名古屋市制120年は平成21年(2009年)に名古屋開府とは全く別で行われていました。
この時は名古屋市公会堂のある鶴舞公園というこの辺りでは有名な
大きな公園(ポケモンGOでもちょっと知れました)が100周年だったらしく
この鶴舞公園100周年と一緒に祝う記念イベントになっていました。
説明文はこちら。
↓こちらもよかったらまたクリックで応援してください!
R88のネットショップの商品紹介と古い物のご紹介のブログ本館は
ネットショップのおすすめカテゴリーは
ついでに
この別館のインスタグラム
本館のインスタグラム