北海道 本岐郵便局 北見相生郵便局 古い風景印
昭和37年(1962年)11月1日押印 『北見 本岐』
今回は北海道ですが、同じ図案を使っていた郵便局の風景印が一緒に出てきたので
一緒にご紹介します。
実はこの図案、以前津別郵便局で出てきていました。
津別の時は詳細がよく分からず、情報が薄いですがすみません。
今回分は先ず本岐郵便局から。
使用開始日は昭和25年(1950年)7月15日でした。
図案は釧北峠から樹海を隔てて見た雄阿寒岳。
今回の風景印は「北見 本岐」の局名表記でしたが、
ここも後に旧国名の北見を北海道に変更していました。
図案は同じで昭和40年(1965年)9月25日から「北海道 本岐」になったようです。
ちなみに「北海道 本岐」になった風景印の最終日は昭和49年(1974年)9月30日で、
翌日の昭和49年(1974年)10月1日から現在使われている風景印になりました。
使用開始日の昭和25年(1950年)7月15日は
第1次国立公園切手の阿寒国立公園切手の発売日で同時に始まった風景印でした。
この図案にある雄阿寒岳はないんですよね。
そして、その当時の釧北峠は現在の釧北峠とは少し場所が違うようです。
昭和44年(1969年)12月に1kmほどずらして新道が完成したそうで
阿寒湖畔が見えなくなってしまったそうです。
今回の風景印は旧釧北峠からの景色なんですね。
私も以前はよく長野の山へ連れてってもらっていましたが、
小さい頃から両親に昔は向こうに見える細い道しかなかったと教えられました。
旧道は結構細い林道で心もとない道に思えました。
釧北峠は国道240号ですが、同じ感じなんですね。
全国、色々な所で発達や発展に伴って新しい整備された道が作られ
同じような事になっていますものね。
もう一つの同じ図案の風景印。
昭和37年(1962年)11月1日押印 『北見相生』
こちらも同じ使用開始日の昭和25年(1950年)7月15日からでした。
厳密にいうと今回の風景印は廃止印で、
昭和50年(1975年)10月14日まで使われていました。
翌日の昭和50年(1975年)10月15日からは
局名表示だけが変わり同じ図案で「北海道 北見相生」になりました。
その風景印が現在も使われています。
以前ご紹介していた津別と今回の本岐、北見相生の3つが同じ図案で始まりましたが
津別と本岐はオオイチモンジチョウの入った風景印に変ってしまったので
この図案自体がそのまま残って使われているので北見相生だけになりました。
なんだかこのまま続いて欲しい気がします。
本岐郵便局(ほんきゆうびんきょく)
〒092-0351
北見相生郵便局(きたみあいおいゆうびんきょく)
〒092-0361
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