FDC 花切手シリーズ「あさがお」 初日カバー 下谷入谷風景印 その3
花シリーズ「あさがお」 昭和36年(1961年)8月1日発行
下谷入谷風景印
花切手シリーズ第8集、あさがおの10円切手の初日カバーのNCC版です。
いろが2色になっていますが、切手の図案に近めの感じのカシェです。
初日カバーの用紙の違いで
前回のものよりも風景印の細かい部分の印影が
もうちょっとだけはっきり見えるのでもう一度掲載です。
ま、同じなんですけどね・・・
で、前回も少し触れましたが
あさがおが江戸時代にものすごく流行ったそうで
とても気になりました。
日本にやってきた頃、奈良・平安時代は今のアサガオとは少々違っていたそうで
朝に咲く他の花もみんな「あさがお」と呼ばれていたそう。
万葉集で詠まれたあさがおはキキョウやムクゲなど違う花だったとか。
アサガオと他の花が少し分けて認識されるようになってきたそうですが
江戸時代は草花の品種改良が盛んだったそうで
しっかりと区別して認識されたそうです。
第1次アサガオブームは江戸後期の文化・文政期(1804~1830年)。
文化3年(1806年)3月4日に江戸で起きた文化の大火(丙寅の大火)と呼ばれる火事で
下谷に大きな空き地が出来たそうです。
そこでアサガオが栽培され、色々な品種の変わったアサガオも見られたそうです。
この変化アサガオが大ブームだったそうです。
第2次アサガオブームは江戸末期の嘉永・安政期(1848~1860年)。
アサガオの品種改良が更に進み、
パッと見るとアサガオとは違う花のようなものも登場し、
朝顔図譜や品評会も多かったそう。
ついでに、明治時代にはアサガオ栽培は下谷から入谷へ移ったそうで
朝顔市も行われたそう。
現在も入谷では朝顔まつりがあるそうですね。
ずっと続いているなんて素敵です。
このブームの話、
今回の風景印にちなむ郵便局が下谷入谷になっていた理由ですね!
NCC版の説明文はこちらです。
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