第五次南極観測船「宗谷」帰る 記念カバー 宗谷 風景印 小型印
第5次南極観測船「宗谷」帰る 記念カバー
宗谷 小型印 昭和35年(1960年)1月30日押印
宗谷 風景印 昭和36年(1961年)1月30日押印
切手文化部
今回は南極観測の記念カバー。
いつも通り説明文の写真を一番下に入れておきますが、
もし写真が消えても大丈夫なように
こちらにも書いておきます。
説明文より
昭和三十五年十一月十二日海上保安庁調査船「宗谷」は最後の南極観測越冬隊を乗せ
東京港日の出桟橋を出港、一月七日南極洋に到着、昭和基地で所要の任務を遂行し、
三月三日南極洋を離れて帰途につき、五月四日無事東京日の出桟橋に再び戻った。
「宗谷」船内郵便局は郵便物を東京出港の際九万引き受け、途中の寄港地で更に三千 引き受け、これに連年同じの一月三十日付の南極上陸記念の消印をした。切手文化部 の消印封筒は前回記念消印の封筒(貼付切手は南極洋にもシャチがいるので昭和三十 四年十月一日発行シャチを画いた名古屋開府三百五十年記念切手)の余白に今回は昭 和三十二年七月一日発行「宗谷」とペンギンを画いた国際地球観測年記念切手と「宗 谷」の寄港地ケープタウンの通常切手(野牛を画く)とをコンビにしてこれに記念消 印した。日付はスタンプの上部に 30,1,1961 とあります。
切手と消印のアップはこちら。
上の説明文の通りです。
どちらの消印もなんだか可愛い図案ですね。
昭和基地と書いた旗がなびいているのもまた面白いです。
カシェになっているスタンプもどうぞ。
この封筒の裏側にもスタンプが押してありました。
宗谷が第1次観測に出たのは昭和31年(1956年)。
奇跡の船とも言われたのですが、船の寿命が20年の所、
もう18年の老朽船を改造して南極観測船にしたのでした。
宗谷はこのスタンプの第5~6次の南極観測で
南極観測船としての役目を無事に終えました。
戻ってきてからは通常の巡視船に戻す工事をして
北の海の巡視船としてまた活躍しました。
小さい船なのに頑張りましたね。
完全に役目を終えた後、今は船の科学館で一般公開されていますね。
名古屋には二代目の観測船ふじがあります。
結構好きでもうずいぶん前ですが何回か見に行きました。
もうずっと行っていないので、また行きたくなってきました。
付いていた説明文です。
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