FDC 富士箱根伊豆国立公園 初日カバー その2 三津風景印
富士箱根伊豆国立公園 昭和37年(1962年)1月16日発行
三津風景印
印刷局凸版
第2次国立公園切手シリーズの第1集の富士箱根伊豆国立公園の初日カバー、
今回は印刷局凸版のものです。
説明文によると、
オリンピック東京大会に備えて観光宣伝を計っておくために
第2次国立公園切手シリーズを発行したそうです。
今回のカシェは発行された切手のひとつと同じ図案になっています。
ちょうど横にちらりと2つの切手が写っていますが
その下の切手と同じ図ですね。
大瀬崎の富士です。
切手は先日と半分同じですが、切手と消印。
切手は右上が5円の芦ノ湖の富士、その下が5円の石廊崎の箕掛岩。
左上は10円の三ツ峠の富士、その下が10円の大瀬崎の富士。
消印は三津風景印。
三津風景印はこの富士箱根伊豆国立公園切手の発売日が使用開始日です。
図案は大瀬崎から望む富士と蜜柑。
蜜柑以外は10円の大瀬崎の富士の切手と同じ図です。
今回の印刷局凸版のカシェはこの適応局の三津風景印ともリンクしていて
ちょうどいいカバーになっていますね。
この風景印は現在も使われている継続印です。
この三津の風景印は以前、変更時の両方をご紹介しています。
説明文はこちらです。
三津郵便局(みとゆうびんきょく)
〒410-0223
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北海道 襟裳郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)2月14日押印(最終日) 『日高 襟裳』
北海道の旧国名から北海道への切り替え風景印、
今回も両方ありました。
ところで、今回の襟裳郵便局の風景印は廃止印ですが
同じ図案を使っている郵便局があります。
以前ご紹介していました。
使用開始日は昭和31年(1956年)5月10日でした。
この次の風景印がこちら。
昭和40年(1965年)2月15日押印(使用開始日) 『北海道 襟裳』
図案は同じで日高から北海道に表示だけ変わりました。
襟裳郵便局は昭和45年(1970年)7月31日までの局名で
翌日の8月1日からえりも岬郵便局に改称です。
なのでこの風景印も昭和45年(1970年)7月31日まで使われていました。
えりも岬郵便局になってからも同じ図案だったので、
えりも岬郵便局でも昭和45年(1970年)8月1日~平成13年(2001年)12月9日に
使われました。
上で幌泉の過去記事のリンクを貼っていますが、
現在のえりも郵便局は元は幌泉郵便局です。
こちらは昭和45年(1970年)9月30日まで幌泉郵便局で
翌日の10月1日からえりも郵便局に改称です。
ちょっと紛らわしい感じですね。
しかも、えりも郵便局は現在も同じ図案です。
ちなみに、えりも岬郵便局は平成13年(2001年)12月9日までは
翌日の12月10日から現在のえりも町えりも岬197に移転しています。
移転と同時に現在の風景印に変った感じですね。
現在のは変形印で可愛らしいですよ。
えりも岬郵便局<旧:襟裳(えりも)郵便局>
〒058-0342
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FDC 富士箱根伊豆国立公園 初日カバー その1 伊東風景印
富士箱根伊豆国立公園 昭和37年(1962年)1月16日発行
伊東風景印
伊豆切手会
第2次国立公園切手シリーズの第1集です。
富士箱根国立公園として昭和11年(1936年)に第1次となる
最初の国立公園切手シリーズの最初に登場しましたが、
昭和30年(1955年)に伊豆が加わって富士箱根伊豆国立公園となりました。
この第2次国立公園切手シリーズは、この伊豆が加わった富士箱根伊豆のように
地域の拡大や名称の追加などがあったので発行されたそうです。
まずは地元、伊豆切手会のものです。
カシェも伊豆半島の地図になっています。
説明文によると、原図は一水会の会員の斎藤大氏だそうです。
ちょっと面白いのが横の英語の表記、
NATIONAL PARK IZUだと伊豆国立公園になってしまっていますよね。
スペースの都合上しょうがなかったのかもしれませんが
伊豆も入っているのよというアピールかしら。
地元だからこその物かもしれませんね。
切手と消印はこちら。
富士箱根伊豆国立公園切手が2種類。
5円は石廊崎の箕掛岩、10円は大瀬崎の富士です。
あと2種類ありますが、それはまた後日。
消印は伊東の風景印。
昭和24年(1949年)7月1日から使われていた風景印です。
図案は伊東港の漁船、天城山に連なる矢筈・大室の山々とした温泉街と湯煙、
名産の蜜柑、物見塚にある物見松。
図案説明、本当はもっと長いのですが、そちらはまた今度違う所で。
この次の風景印は昭和39年(1964年)10月1日からで、
その前日までの風景印でした。
説明文はこちらです。
伊東郵便局(いとうゆうびんきょく)
〒414-8799
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北海道 蘭島郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)2月14日押印(最終日) 『後志 蘭島』
少し前に塩谷郵便局をご紹介して、
同じ図案で蘭島郵便局があると書いたのですが
すぐに出てきました。
その以前の塩谷と同じ図案の蘭島です。
最終日でも印影がきれい。
図案は忍路湾(おしょろわん)の風景と特産の葡萄と梨です。
使用開始日は昭和31年(1956年)7月2日でした。
次のはこちら。
昭和40年(1965年)2月15日押印(使用開始日) 『北海道 蘭島』
図案自体は同じで局名表示の部分だけ「後志」から「北海道」に変わりました。
こちらの風景印は現在も使われている継続印です。
蘭島郵便局(らんしまゆうびんきょく)
〒048-2562
北海道小樽市蘭島1-5-12
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FDC 第6次南極地域観測記念 記念カバー その2 宗谷特印
第6回南極地域観測記念 昭和37年(1962年)1月30日
宗谷 特印
NCC版
宗谷が南極観測船としては最後の任務だった第6次南極観測の記念カバー、
今回はNCC版です。
こちらのカシェには宗谷も描かれていますね。
切手と消印はその1と同じなので省略です。
今回も説明文はありませんでした。
でも、
裏側にまた違うスタンプがありました。
その1のスタンプは昭和基地の感じでしたが
今回のは空輸のヘリコプターもしっかり入っています。
南極観測ではこのヘリコプターもかなり重要ですものね。
そうそう、以前、第5次の時の「宗谷帰る」の記念カバーをご紹介しています。
宗谷についてはそちらで簡単に書いています。
第6次で南極への任務は終えましたが、宗谷はなかなかすごい船でした。
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メートル法完全実施記念 昭和34年(1959年) 名古屋特印
メートル法完全実施記念 昭和34年(1959年)6月5日押印
名古屋特印
ちょっと番外編的に今日、6月5日の日付の特印のみのものを。
昭和34年(1959年)の6月5日はメートル法完全実施記念の切手が発売された日です。
6月5日は記念式典が行われた日でした。
その切手はこちら。
切手の図案はものさし、はかり、ますです。
特印の方の図案はメートル原器、グラムのg、メートルのm、リットルのlの3文字を図案化したものです。
切手も特印も原画は渡辺三郎氏でした。
このメートル法完全実施記念の初日カバーを
以前ご紹介しています。
ちなみに世界的な単位のメートルを使う
メートル法が日本で公布されたのは大正10年(1921年)4月11日ですが、
メートル法が完全実施されたのは昭和34年(1959年)1月1日でした。
色々大変でずっと日本で使われていた尺貫法を使わないようにしたのは
昭和41年(1966年)3月31日以降でした。
メートル法公布記念日は4月11日になっています。
当時は英米ではメートルでなくポンド・ヤードが使われていたり
日本でも慣れ親しんでいるからこそすぐには尺貫法を完全廃止できなかったり
なかなか難しかったようですね。
そのあたりの事は初日カバーのその2でもちょっと触れています。
もし良かったらどうぞ。
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北海道 登別温泉郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)2月14日押印(最終日) 『登別温泉』
今回はちょっと面白い物だったのかもしれません。
続けてもうひとつ、こちらもどうぞ。
昭和40年(1965年)2月15日押印(初日) 『登別温泉』
同じ図案なのですが、微妙に印影が違って、新しい印になっています。
印自体が新しくなっています。
最初の風景印の使用開始日は昭和25年(1950年)5月1日。
2月14日までの印影が擦り切れてないのになぜ印を新しくしたのかと思ったら
この2月15日から表示改正で印が変わったそうです。
昭和40年は北海道の各局の風景印の局名表示の所が
旧国名から北海道に順次変わっていった年。
以前の図案には旧国名が入っていないし、
新しくなった図案にも北海道と入っていないのに
図案改正だったそうです。
事由欄に記載はなく変わるという告示のみあったそうです。
図案は大湯沼、日和山、地獄谷の噴煙です。
こちらは現在も使われている継続印で
パッと見ると昭和25年からずっと変わらず長く使われている感じです。
分りにくいけど、ちょっと面白いですね。
大湯沼と地獄谷は活火山の日和山が噴火して出来た爆裂火口跡。
大湯沼は瓢箪型の沼で沼底から高温の硫黄泉が出ているそう。
地獄谷は谷に沿って多くの湧出口や噴気孔があるそうで、
大量の湯が出ているそうです。
どちらも見に行けるそうで、火山や自然のすごさを感じられる場所ですね。
登別温泉郵便局(のぼりべつおんせんゆうびんきょく)
〒059-0551
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