宮城県 鮎川郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)11月30日押印(最終日) 『宮城 鮎川』
今回は切り替え時の両方があった風景印です。
先ずは上の古い方。
昭和27年(1952年)8月11日が使用開始日でした。
この次の風景印はこちら。
昭和36年(1961年)12月1日押印(使用開始日) 『宮城 鮎川』
この前の図案のちょっと違いバージョンですね。
鯨と捕鯨砲が逆の位置にある。
こちらは現在も使用されている継続印のようです。
金華山灯台は石巻市の牡鹿半島から1km沖合にある金華山東岸の断崖絶壁にあるそう。
明治9年(1876年)11月1日に点灯開始されたリチャード・ブラントンにより設計された白亜の灯台。
昨年、2017年に国の有形文化財に登録されたそうです。
鮎川は日本で最大の捕鯨基地として栄えた所でした。
元は人口も少なかった所ですが
産業の大半が鯨絡みという感じで捕鯨により人口もとても増えました。
国際捕鯨委員会の規制が厳しくなると共に捕鯨関連は撤退や縮小が進みました。
震災の影響で更に町の過疎が進んでしまったそうですが
現在も調査捕鯨は続き、捕鯨による文化を残すことも大切にしているそうです。
鮎川郵便局(あゆかわゆうびんきょく)
〒986-2523
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FDC 花切手シリーズ りんどう 初日カバー その3 坊中風景印
花シリーズ りんどう 昭和36年(1961年)10月2日発行
熊本 坊中風景印
花切手シリーズのりんどうのカバー、まだあります。
全部手描きみたいな感じのカシェで
またちょっといい雰囲気です。
リンドウは古くから漢方の竜胆(りゅうたん)という生薬として利用されているそう。
このカシェにも入っていますが、リンドウは英語ではGentian(ジェンシャン)。
属名はGentiana(ゲンティアナ)だそうで、薬効を発見した古代ギリシア・ローマ時代のイリュリア(現在のバルカン半島の西部にあった王国)の最後の王ゲンティウスにちなむそうです。
でも、もっともっと前の古代エジプトでも薬効の記述があったらしく
リンドウはとても古くから知られた植物だったのですね。
すごい。
切手と消印のアップは同じなので省略です。
今回の説明文はこちら。
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福島県 小名浜郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)12月1日押印(使用開始日) 『小名浜』
また久しぶりに風景印の説明文が一緒にありました。
図案は県立公園三崎より1万屯埠頭、臨海工業地帯、湯の岳の遠望を描いたもの。
前半は今でいう三崎公園、1号ふ頭1万トン岸壁みたいです。
昭和53年(1978年)2月28日までの風景印でした。
当時の説明文があったので当時の小名浜港のことはそちらから。
良港としてむかしから名の知られた小名浜港は
昭和31年5月1日に国際貿易港として発足以来内外の1万屯級の
大型外航船の出入りも頻繁に、電力、用水、石炭、交通等に恵まれて
数多くの化学工場群を有し、水産資源豊富な太平洋漁場を前面に控え
文字通り東北の海の門戸として飛躍的な発展途上にある。
小名浜郵便局(おなはまゆうびんきょく)
〒971-8799
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北海道 天売郵便局 古い風景印 天売島のスタンプ
昭和36年(1961年)12月1日押印(使用開始日) 『天塩 天売』
今回は凛々しい岩と可愛い鳥の風景印の天売(てうり)郵便局です。
昭和40年(1965年)9月25日から表示だけ「北海道 天売」に変更されました。
この風景印はその前日までのようです。
「北海道 天売」になった図案は同じ風景印は現在も使われているようです。
赤岩は天売島のシンボルとなっている鋭い矢じりの形をした垂直岩。
周辺には赤岩展望台もあり海鳥も間近で見ることもできるそうです。
ちょっと大きいし、その色合いもあって
直立歩行する様子はペンギンにも似ている感じです。
天売島ではその鳴き声からオロロン鳥と呼ばれているそう。
昔はとても数が多い繁殖地だったが
今はとても数が減ってきてしまっているというのを
テレビで以前見たのを覚えています。
本当にとても減ってしまったそうですね。
昔に比べると海で獲れる魚も変わったし、
発展と共に色々生態系も変わってきてしまっているので
オロロン鳥もそのひとつのようですね。
今回の風景印にある「天塩」は昔の日本の地域区分の「天塩国(てしおのくに)」で、
北海道の昔の区分はそんなに分かっていなかったので
今回初めて知りました。
ところで、今回の風景印と一緒に別紙で天売島のスタンプもありました。
一緒にあったので昭和36年当時のものだと思います。
ついでに載せておきます。
天売郵便局(てうりゆうびんきょく)
〒078-3953
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FDC 花切手シリーズ りんどう 初日カバー その1 坊中風景印
花切手シリーズ「りんどう」 昭和36年(1961年)10月2日発行
熊本 坊中風景印
中村浪静堂(松屋)
カバー画:久野実氏
花切手シリーズの10番目、りんどうです。
松屋の中村浪静堂の2種類発行されたカバーのうちのひとつ。
もうひとつはありませんでした。
木版の可愛い雰囲気のりんどう。
切手はりんどうの10円切手。
図案は島田武夫氏。
消印は坊中の風景印。
図案は阿蘇中岳とりんどう。
阿蘇市の市の花はりんどう。
熊本県の県の花もりんどうです。
阿蘇高原では10月頃から咲き始めるそうです。
説明文はこちら。
坊中郵便局(ぼうちゅうゆうびんきょく)
〒869-2299
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静岡県 湖西郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)10月2日押印(使用開始日) 『静岡 湖西』
今回は色々図が入っている風景印。
こちらは昭和42年(1967年)10月4日までの風景印でした。
翌日の10月5日からは図案は同じで局名表示のみ変更です。
「静岡 湖西」から「静岡」がなくなって「湖西」のみになりました。
その風景印も昭和60年(1985年)1月19日まででした。
天文21年(1552年)建立だそうです。
現在の風景印にも入っています。
以前ご紹介した、同じ静岡県の蒲原の古い風景印にも工場が入っていましたが
今回の工場は三角屋根がはっきりしていて煙突があり
工場というのがわかりやすいですね。
湖西郵便局(こさいゆうびんきょく)
〒431-0499
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