千葉県 三里塚郵便局 古い風景印
昭和36年(1961年)6月10日押印(使用開始日) 『千葉 三里塚』
のどかな感じで可愛い風景印ですね。
廃止印で、今では全く違う図案になっている三里塚郵便局です。
図案の詳細記載は見つけられませんでしたが、
ウィキペディアによると、
もともと下総台地の北部には江戸幕府によって佐倉牧が設置され、
軍馬や農耕馬の放牧地があったそう。
佐倉牧は七つの牧から構成されていたことから「佐倉七牧」とも称され、
三里塚一帯には七牧の一つ、「取香牧(とっこうまき)」があったそうです。
佐倉牧自体は江戸幕府の終わりと共に終わったそうですが、
取香牧は牛馬の改良にあたる取香種蓄場となり、隣接地は下総牧羊場となりました。
明治21年(1888年)にはそれが宮内省下総御料牧場になりました。
その後の明治~大正期には事業は縮小されていきましたが
昭和に入ってからは馬の繁殖で活況を取り戻しサラブレッドの産出でも知られたそう。
昭和41年(1966年)に新東京国際空港を三里塚地区に設置することが閣議決定され、
昭和44年(1969年)に御料牧場は栃木県高根沢町に移転が決まり、閉場されました。
一部が三里塚記念公園として残っています。
三里塚の桜は牧場開創の際に防風林としてスギ、マツ、ケヤキと共に
「ヨシノザクラ」、「ヤマザクラ」、「ボタンザクラ」などが植えられのが始まり。
三里塚の春は桜樹10万株とも言われ、近くの成田山新勝寺などと共に名勝地です。
最終日がきちんと見つけられませんでした。
空港の開港が昭和53年(1978年)5月20日だそうですが、
三里塚の昭和53年(1978年)3月30日から使われた風景印は確認できたので
その前までだったのかもしれません。
三里塚郵便局(さんりづかゆうびんきょく)
〒286-0122
千葉県成田市大清水54-1
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