長崎県 長崎郵便局 古い風景印
昭和37年(1962年)6月1日押印 『長崎』
今回も既に改称している郵便局の風景印。
長崎郵便局は昭和45年(1970年)6月24日に長崎中央郵便局に改称しています。
この風景印の使用開始日は昭和31年(1965年)12月20日でした。
図案は平和祈念象、大浦天主堂、鯨のダンジリ。
郵便局名を改称しているのですが、
次の風景印も同じ図案で局名表示のみ長崎中央になりました。
改称した日とは少し差があって、昭和45年(1970年)7月1日からでした。
平和祈念像は昭和26年(1951年)着工、昭和30年(1955年)8月8日完成の
長崎市民の平和への願いを象徴する高さ9.7メートル、重さ30トンの青銅製の像です。
大浦天主堂は元治元年(1864年)12月29日竣工、元治2年(1865年)2月19日に
献堂式が行われ、完成したカトリックの教会です。
正式には「日本二十六聖殉教者聖堂」といい、潜伏キリシタン発見の場でもあります。
昭和8年(1933年)に当時の国宝に指定されましたが、
昭和20年(1945年)8月9日の原爆投下で大きく破損。5ヶ月かけて修復されました。
昭和28年(1953年)に現在の文化財保護法に基づき、再び国宝に指定されました。
鯨のダンジリは長崎市の諏訪神社の祭礼「長崎くんち」で曳かれる山車のひとつ。
万屋町が奉納する「鯨の潮吹き」の奉納踊りの曳き物です。
これを模して、郷土玩具としても幕末の頃から作られていました。
(参照:ウィキペディア、柏崎コレクションビレッジ)
今回の風景印の使用開始日は、昭和32年年賀切手鯨のダンジリの発売日でした。
過去にその初日カバーをご紹介していました。
消印自体はその記事の方がきれいに見れます。
長崎中央郵便局(ながさきちゅうおうゆうびんきょく)【旧:長崎郵便局】
〒850-8799
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