北海道 夕張郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)5月15日押印 『夕張』
今回も初日でも最終日でもない平日の夕張の古い風景印です。
現在の夕張の風景印とは全然違う渋い風景印。
こちらの使用開始日は昭和27年(1952年)4月1日でした。
図案のはっきりした詳細は分かりませんでしたが
炭坑夫と石炭車、炭鉱なのでしょうか。
----2018年9月4日追記----
図案が「採炭救国坑夫の像」に似ているとゆいまるさんからコメントいただけました。
どうもありがとうございます。
調べた所やはり「採炭救国坑夫の像」のようで、昭和19年(1944年)6月29日に戦争時に結成された美術集団(軍需生産美術推進隊)の彫塑班により、「進発の像」として北炭夕張鉱業所前に石炭増産奨励のために設置されました。製作は二科会会員の中村直人と古賀忠雄、圓鍔勝二、木下繁の4人だそうです。
モデルが当時の北炭夕張鉱業所所長の竹鶴可文(よしふみ)でニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝の実兄だそうです。
昭和60年(1985年)12月に旧北炭夕張炭鉱天竜坑を展示使用した現在の夕張石炭博物館に移設されました。
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この消印は昭和53年(1978年)9月30日までのものでした。
夕張は明治24年(1891年)に炭鉱を開始してから
石狩炭田の中心地、炭鉱の街としてとして栄えました。
多いときは大小24の炭鉱があったそうです。
昭和40年代には次々に閉山し、
平成2年(1990年)までに全炭鉱が閉山しました。
今は夕張というとメロンという感じですね。
夕張郵便局(ゆうばりゆうびんきょく)
〒068-0499
北海道夕張市末広1-92
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