鳥取県 鳥取郵便局 古い風景印
鳥取郵便局の古い風景印は変形印だったのですね。
ちょっと可愛いです。
使用開始日は昭和24年(1949年)1月15日。
図案の詳細記載は見つけられませんでしたが
鳥取温泉、桜、久松山?、枠は二十世紀梨という感じなのでしょうか。
鳥取温泉は全国でも珍しい市街地に湧く温泉だそう。
桜は鳥取市街を流れる袋川桜土手の桜でしょうか。
桜の名所が鳥取の街には多いのですね。
枠になっている二十世紀梨も生産量がとても多く、
明治37年(1904年)から栽培されているそうです。
梨と言えば鳥取、だそうです。
違う郵便局ですが、
現在梨の形の変形印になっている郵便局もありますね。
この次の風景印がこちら。
昭和36年(1961年)8月15日押印(使用開始日) 『鳥取』
こちらは以前ご紹介した国定公園シリーズの切手の発売と一緒に変った風景印。
図案は鳥取砂丘、傘踊り。
昭和61年(1986年)8月15日まで使われていました。
傘踊りは「因幡の傘踊り」です。
雨乞いが元の笠を使った激しい踊りの伝統芸能。
古くから伝わるものだそうです。
この傘が図案に入った風景印が鳥取には今も多いですね。
国定公園シリーズの切手の発行と共に風景印が変わった理由ですが
もしかしたら、昭和27年の鳥取大火の影響でしょうか。
袋川桜土手のお話で知りましたが
鳥取駅周辺からの火事が結局鳥取市の3分の2が消失するほどの大きな被害になり
長く親しまれていた桜土手も焼失したそうです。
昭和36年は少しずつ復興が進んできた頃だそうですが
桜土手はまだだったそう。
街が風景印にある図案の状態ではなかったので
山陰海岸国定公園の切手発行と共に変えたのかななんて思いました。
でも、袋川桜土手は今では見事に復活しています。
鳥取郵便局は昭和62年(1987年)7月1日に現在の鳥取中央郵便局に改称です。
鳥取中央郵便局
〒680-8799
↓こちらもよかったらまたクリックで応援してください!
R88のネットショップの商品紹介と古い物のご紹介のブログ本館は
ネットショップのおすすめカテゴリーは
ついでに
この別館のインスタグラム
本館のインスタグラム