レトロなきろく

R88 - 古いものいろいろ 『古道具 古家具 昭和レトロのお店』のブログの別館です

FDC 金剛生駒国定公園 初日カバー その2 千早風景印

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金剛生駒国定公園 昭和37年(1962年)5月15日発行

千早風景印

JPS版(日本郵趣協会)

 

 

金剛生駒国定公園の初日カバーの2つめ、JPS版の単色カシェ。

金剛生駒国定公園は昭和33年(1958年)4月10日に指定され、

当時は15,624haの面積でした。

平成8年(1996年)10月2日に和泉葛城山一帯を編入し、

名称も金剛生駒紀泉国定公園に変更されました。

面積は23,119haになりました。

古くから文化の発達した所で、有名な社寺や史跡が多く、史跡公園ともいえます。

 

 

説明文はこちらです。

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滋賀県 彦根郵便局 古い風景印

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昭和37年(1962年)5月15日押印 『彦根

 

 

今回も滋賀県の古い風景印。

使用開始日は昭和25年(1950年)6月20日

図案は彦根城と琵琶湖の多景島。

こちらは継続印で現在も同じ図案です。

でも、この古い印影の方がいい味があって好きです。

版画みたいな感じだし、彦根の文字の感じもいい雰囲気。

どこの風景印も製造方法の違いというか発達もあるかと思いますが

現在の風景印は線が単調になってしまって雰囲気や奥行が無くなり

味や面白みに欠ける感じがします。

違う意味ではきれいになってるとも言えるんですけどね・・・

 

 

彦根城は国宝に指定されています。

彦根城のホームページによると

天守をはじめ、重要文化財の各櫓、下屋敷の庭園である玄宮園、内堀・中堀などが

当時のままの姿を留め、きわめて保存状態の良い城跡です。

慶長9年(1604年)に着工し、20年の歳月をかけて築城され、

城郭の完成は元和8年(1622年)でした。

明治に解体されるところでしたが、明治天皇の命で保存されることになったそうです。

国宝に指定されている天守は松本・犬山・彦根・姫路・松江の5城のみ。

良い状態で現存しているし、本当に残してもらえて良かったですね。

 

 

多景島は琵琶湖にある小さな島です。

オーミマリンのホームページの多景島のページによると、

弥生時代から島そのものをご神体として古くから人々に崇められてきたそう。

元々は竹で覆われた島だったそうで、竹島と呼ばれていたそうです。

江戸時代に彦根荒神山から土を運んで木々を植えたそうで、

島を眺める方向によって多様な景色を見せることで多景島となったそうです。

島全体が日蓮宗塔寺の境内になっています。

 

 

 

彦根郵便局(ひこねゆうびんきょく)

〒522-8799

滋賀県彦根市中央町3-5

 

 

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FDC 金剛生駒国定公園 初日カバー その1 千早風景印

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金剛生駒国定公園 昭和37年(1962年)5月15日発行

千早風景印

NCC版(日本郵趣協会)

 

 

今回は金剛生駒国定公園の初日カバー。

カラーカシェのNCC版です。

この初日カバー発行当時の説明文では

大阪府和歌山県奈良県の境界をつくる山脈地帯にあり、

北の生駒、南の金剛をそれぞれ中心にした地域で、

昭和33年(1958年)4月10日に国定公園に指定されたそうです。

 

 

切手と消印はこちら。

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金剛生駒国定公園の10円切手は

図案が金剛山から見た風景。

原画は渡辺三郎氏。

消印は大阪千早風景印。

図案の詳細は見つけられませんでしたが、

金剛山楠木正成の菊水の家紋、あと家紋の左側は正成の首塚なのでしょうか。

手前は特産のみかんと凍り豆腐なのかな。

この切手発売日が使用開始日の風景印だそうです。

この次の風景印が昭和51年(1976年)1月16日からだそうで

その前日までのものだったようです。

 

千早郵便局は昭和62年(1987年)3月22日までの郵便局で

翌日の3月23日に廃止です。

同時に3月23日からは少し場所を変えて

現在の千早簡易郵便局が新設されました。

 

 

説明文はこちらです。

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滋賀県 大津郵便局 古い風景印

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昭和37年(1962年)5月15日押印 『大津』

 

今回も滋賀県です。

使用開始日は昭和23年(1948年)3月10日です。

図案は竹生島瀬田の唐橋、大津絵、鮒、鮎。

もう色々内容がいっぱいの風景印ですね。

最終日は昭和62年(1987年)6月30日でした。

翌日7月1日から大津中央郵便局に改称したのですが、

その後も局名表示だけ変わって、図案自体は今も同じものです。

厳密にいうと、平成17年(2005年)に再作成されたそうで、

今現在使われている図案は今回ご紹介のこの印影とはちょっぴり違っています。

藤の花の数が2本から1本に減り、船から出る煙が無くなり、

変形印ともいえるのかな、という感じだった

大津絵の着物の端や手元の藤の枝の所など枠に繋がって

枠の線自体は切れて描かれていたのですが、今は枠内に入っています。

すごい微調整ですね。

 

竹生島は先日の大郷郵便局の時にもありましたが、

風景が美しいことでも昔から知られており、

「深緑竹生島の沈影」として琵琶湖八景に選ばれています。

また、琵琶湖国定公園特別保護地区、国の名勝および史跡に指定されています。

 

瀬田の唐橋瀬田川にかかる橋。日本書記にも記載があるそうです。

ウィキペディアによると、京都の宇治橋、山崎橋とならんで

日本三大橋(日本三大名橋、日本三大古橋)のひとつとされ、

近江八景のひとつ「瀬田の夕照(勢田夕照)」としても知られているそうです。

今の場所とは少し違いますがかなり古くから橋が架けられていたようですが、

本格的に唐橋を架けたのは織田信長だそうです。

それが壊されたため、豊臣秀吉が初めて現在の位置に大小2橋の橋を架けたそうです。

それから明治28年(1895年)まで何度も架け替えの記録が残っているそうです。

今まで木造だった橋が大正13年1924年)に初めて鉄筋コンクリートになり、

昭和54年(1979年)に現在の橋が竣工したそうです。

平成24年(2012年)には唐茶色に塗り替えられて現在に至るそうです。

何度も合戦の舞台となった橋で、軍事・交通の要所だったのが分かる場所ですね。

 

大津絵として描かれているのは「藤娘」。

大津絵についてはウィキペディアによると

江戸初期から東海道の逢坂関の西側にある追分を発祥とする民族絵画。

元は仏画として描かれていましたが、やがて世俗画となり、

更に教訓的・風刺的な道歌を伴うようになったそうです。

東海道大津宿の名物となり、文化・文政期(1804年~1829年)には

「大津絵十種」と呼ばれる代表的画題が確定し、護符としての効能も唱えられました。

この図案にある「藤娘」は良縁だそうです。

大津絵が題材の長唄や音曲、日本舞踊などもあり、

「藤娘」も長唄による歌舞伎舞踊の演目になっています。

また、「藤娘」の姿は日本人形や羽子板の押絵にも用いられています。

 

鮒と鮎は琵琶湖と言えば、みたいな感じです。釣りをする人も多いですね。

鮒は鮒寿司も知られています。

鮎も有名で甘露煮やあゆ煮、昆布巻きなど色々あります。

 

内容が濃いものがいっぱい詰まった風景印、

一つ一つはもっとかなり色々深堀り出来るものが描かれています。

ずっと変わらず続くのも分かる図案です。

 

 

 大津中央郵便局(おおつちゅうおうゆうびんきょく)【旧:大津郵便局】

〒520-8799

滋賀県大津市打出浜1-4 

 

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FDC 北陸トンネル開通記念 初日カバー その2 名古屋特印

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北陸トンネル開通記念 昭和37年(1962年)6月10日発行

名古屋特印

版画:中村浪静堂

カバー画:長谷部日出男氏

 

 

北陸トンネルが開通した記念に10円切手が発行された初日カバー、

木版の2つめのカシェはED709型。

こちらは特印の図案がそのままという感じですね。

 

 

 説明文はこちらです。

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滋賀県 大郷郵便局 古い風景印

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昭和37年(1962年)5月15日押印 『滋賀 大郷』

 

またなかなかいい感じのレトロな風景印、滋賀の大郷郵便局ですが

今回ももうこの名前の郵便局はありません。

昭和52年(1977年)7月10日まででして、

翌日の7月11日から現在の「びわ郵便局」に改称しました。

 

この風景印の使用開始日は昭和27年8月11日。

図案は竹生島、琵琶湖遊覧船、カモメ。

最終日は郵便局の名称変更と同じで昭和52年(1977年)7月10日まででした。

翌日からのびわ郵便局になってからも局名表示だけ「びわ」に変わって

図案自体は現在も同じものが続いています。

 

竹生島は琵琶湖の北部に浮かぶ島。

古来から信仰の対象となっていたため、

パワースポットとしても知られている神秘的な雰囲気のある島です。

都久夫須麻神社や日本三大弁財天のひとつの宝厳寺があり、

宝厳寺の唐門は国宝で、観音堂や渡廊は重要文化財です。

 

琵琶湖の遊覧船の歴史も明治時代からととても古いようです。

この図案の遊覧船がどれなのか、はっきりとは分かりませんでした。

この風景印が始まる1年前から就航したのは「玻璃丸」という船だったようですが

それなのかな?

玻璃丸は1951年の就航から1982年の引退まで活躍していたそうで

可能性が高そうです。

 

ちなみに、この風景印の当時は郵便局の住所が合併前で

滋賀県東浅井郡びわ町川道町513でした。

びわ町は平成18年(2006年)2月13日に長浜市東浅井郡浅井町と合併して

長浜市となりました。

 

 

 

びわ郵便局(びわゆうびんきょく)【旧:大郷郵便局】

〒526-0111

滋賀県長浜市川道町513

 

 

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FDC 北陸トンネル開通記念 初日カバー その1 名古屋特印

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北陸トンネル開通記念 昭和37年(1962年)6月10日発行

名古屋特印

版画:中村浪静堂

カバー画:長谷部日出男氏

 

北陸本線敦賀・今庄間に出来た複線電化の北陸トンネルが開通した記念に

10円切手が発行された時の初日カバーです。

全長13,872mでその当時は日本で一番長く、世界で5番目の長さだったそうです。

 

こちらは中村浪静堂の木版画で、カシェは白鳥号。

切手はトンネル内ですが、カシェではトンネルを出た白鳥号になっています。

 

ところで、カシェの日付の APRIL が消されて JUNE になっています。

北陸トンネルのウィキペディアによると、当初は4月10日発行予定だったそうですが

開通が伸びて延期されたそうです。

 

 

切手と消印のアップはこちら。

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切手は北陸トンネル開通記念の10円切手。

図案はトンネルと列車。

図案作成者は長谷部日出男氏です。

消印は北陸トンネル開通記念の名古屋特印。

図案はトンネルを出たED709型。

 

今回、北陸トンネルのウィキペディアを見たらこの記念切手についても

色々記載されていました。

この切手の発行、新路線の開業ではないため異例の発行だったそうです。

日本の鉄道トンネルの最長記録更新だったため、考慮されたようです。

そして、切手の図柄に間違いが多いそうで、エラーの多い切手として名を残したそう。

面白かったので間違いポイントも以下に

北陸トンネルのウィキペディアから引用しておきます。

・トンネルの天井に実際より多くの架線・送電線があり、支持具の形状も実際とは異なる。

・トンネル内の照明が天井にある(実際はトンネルの側壁に設置)。

・道床が枕木を並べた砂利道床である(実際はコンクリート道床)。

・車両の乗務員室ドアが描かれていない。

・車両の車体下部の裾絞りが明確に描かれていない。

・車両ヘッドマーク下部の換気口が実際より大きい。

・トンネル開通とともに電化開業を伴っているにもかかわらず、気動車であるキハ80系を描いている。キハ80系も北陸トンネルを通過しており間違いではないが、北陸トンネル開通にあわせて新形式のEF70形電気機関車が新製投入されており、同形が牽引する列車を描くべきであったとの指摘がある。

ひとつずつ切手を見て確認しちゃいました。

鉄道ファンには特に気になるポイントのような気もしてちょっと面白いです。

この間違いの原因は、図案作成者の長谷部日出男氏が前年に撮影した写真と

完成予想図だけで描いたものだったようです。

出来上がっていないものを描かなくちゃいけないので難しいですよね・・・

すべての情報が来ていたわけじゃなかったような気がしてしまいます。

 

今回の初日カバーのカシェも図案者が同じなので少し突っ込まれたのかしら。

 

 

説明文はこちらです。

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