愛知県 岡崎郵便局 古い風景印
昭和37年(1962年)4月19日(最終日) 『岡崎』
今回も新旧切替時の両方の風景印がありました。
古い方は昭和23年(1948年)7月1日からのものでした。
図案の詳細が見つけられず、不明です。
石燈籠と岡崎城の石垣でしょうか。
岡崎は良質な花崗岩(御影石)の産地で、石の産業が古くから盛んなところです。
岡崎市のホームページにも、岡崎の特産品「岡崎石工品」として説明があります。
始まりが室町時代後期だそうで、安土桃山時代には城下町の整備に河内・和泉の
石工を招き、石垣や堀を造らせたそうです。
その石工達が岡崎に移り住み、技術を磨いて春日型灯籠、六角雪見型灯籠など
岡崎石工品の原型を作ったとされているそうです。
岡崎で最古の石燈籠があるそうです。
この図案の燈籠が諏訪神社のものかよく分かりませんでした。
図案は特定の灯籠でなく、特産品としての岡崎石工品なのかな?
この次の風景印はこちらです。
昭和37年(1962年)4月20日(使用開始日) 『岡崎』
手前の橋は龍城神社神橋のようです。
こちらは現在も使われている継続印です。
岡崎城について、岡崎市観光協会の岡崎公園の公式ホームページと
ウィキペディアによると、15世紀前半に築城されたそうです。
家康が生まれた天文11年(1542年)や人質から戻ってきた永禄3年(1560年)には
城郭としての形はできていたそうですが、天守閣はまだなかったそうです。
文禄元年(1592年)、田中吉政が城主の時に総延長4.7kmに及ぶ堀が造られ、
元和3年(1617年)本多康紀の時に三層三階地下一階で、東に井戸櫓、南に附櫓をもつ
複合天守閣が建てられました。
しかし、明治初期の廃城令で城郭の大部分が取り壊されてしまいました。
本丸と周辺の持仏堂曲輪、隠居曲輪、風呂谷などの曲輪と石垣、堀などの
遺構のみ残り、敷地は龍城神社、岡崎公園として整備されました。
その後、市民から天守閣の復元が望まれ
昭和34年(1959年)にほぼ昔の姿のままで復元されました。
岡崎郵便局(おかざきゆうびんきょく)
〒444-8799
愛知県岡崎市戸崎町字原山4-5
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