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東京都 調布郵便局 古い風景印

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昭和37年(1962年)11月14日押印(最終日) 『調布』

 

今回は風景印の図案改正時の両方が一緒にあったのでまた一緒にご紹介です。

調布郵便局ですが、まずは廃止印の古い方。

少々見にくい印影になっていますが

本当はとっても細かく描写されていた印でした。

図案の詳細記載は見つけられなかったのですが

上は多摩川橋ですよね。

下がよく分かりませんが、やはりこちらも深大寺絡みなのでしょうか。

使用開始日は昭和24年(1949年)12月20日でした。

 

 

 そして次の風景印がこちら。 

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昭和37年(1962年)11月15日押印(使用開始日) 『調布』

 

こちらは現在も同じ風景印が続いているようで継続印です。

図案は深大寺多摩川橋釈尊像。

釈尊像が右端に増えただけという感じの風景印ですね。

 

深大寺、こちらは本堂ですよね。

深大寺の創建は奈良時代天平5年(733年)だそう。

江戸時代に起きた2回の火災で大半の建造物を失ったそうです。

2回目の火災は慶應元年(1865年)で残ったのは山門と常香楼だけだったそうですが

復興への動きは早く、明治維新の激動期でも復興が進み

慶応3年(1867年)には元三大師堂が再建されたそうです。

本堂は大正11年(1922年)になってから再建されました。

 

風景印の釈尊像は白鳳仏ともいわれる銅造釈迦如来像。

飛鳥時代、7~8世紀初頭の作だそうです。

この釈迦如来像は倚像という椅子に座っている状態の像で

7~8世紀に作られた金銅仏はいくつかあるそうですが

少し珍しいタイプの像だそうです。

深大寺創建当時からの本尊で、当時は本堂の脇仏として安置されていたそうです。

慶應元年(1865年)の火災以来、本堂の前に元三大師堂が再建され

本堂の再建がままならぬ状況が続いてしまいました。

そのため、明治42年(1909年)に再発見されるまで

再建された元三大師堂の須弥壇下に仮置きされたままだったそうです。

大正2年(1913年)に旧国宝に指定され、

昭和25年(1950年)の文化財保護法施行で重要文化財となり

平成29年(2017年)に国宝に指定されました。

現在は昭和51年(1976年)に新築された釈迦堂に安置されています。

 

橋は多摩川原橋でしょうか。

元は昭和10年(1935年)に架けられたそうですが

交通量の増加と老朽化で平成10年(1998年)と平成18年(2006年)に2車線ずつ

現在の橋に架け替えられたそうです。

 

 

 

調布郵便局(ちょうふゆうびんきょく)

〒182-8799

東京都調布市八雲台2-6-1

 

 

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