FDC 120円通常切手(1962年) 初日カバー その1 平泉風景印
120円通常切手 昭和37年(1962年)11月1日発行
平泉風景印
松屋版(中村浪静堂)
カバー画:久野実氏
先日、平泉の昭和37年11月1日の風景印をご紹介した時に
この切手を探してもちょっと見つからなかったのですが、
初日カバーがひとつだけ見つかりました。
木版の松屋版の片方だけ。
取りあえず良かったです。
こちらのカシェはオレンジの華鬘(けまん)。
切手と消印はこちら。
120円通常切手の図案は華鬘の迦陵頻伽(かりょうびんが)。
消印は平泉風景印。
図案は金色堂の外観に内部須弥壇(しゅみだん)の格狭間(こうはざま)と螺鈿宝相華文様を描く、だそうです。
華鬘とは仏前を荘厳にするために仏堂内陣の梁や欄間などに掛ける装飾。
うちわ型に花鳥や天女などを透かし彫りしたもので、
材質は色々あるようですが、銅板に鍍金したものが多いそうです。
迦陵頻伽は仏教で説かれる想像上の鳥で、上半身が人で下半身が鳥だそう。
120円切手も渋いデザインです。
説明文はこちらです。
ちなみに、この120円切手は更新されていて
昭和41年(1966年)12月20日からこの切手に「NIPPON」の国名が入って
色合いも赤くなったものが発行されています。
↓こちらもよかったらまたクリックで応援してください!
R88のネットショップの商品紹介と古い物のご紹介のブログ本館は
ネットショップのおすすめカテゴリーは
ついでに
この別館のインスタグラム
本館のインスタグラム