兵庫県 須磨と神戸西須摩郵便局 古い風景印
昭和7年(1932年)4月26日押印(使用開始日)『須磨』
今回は戦前の須磨郵便局の風景印。
神戸西須磨郵便局も同じ図案だったので一緒にご紹介です。
図案は須磨の浜、青葉の笛、千鳥のようです。
須磨の次のは昭和26年(1961年)12月10日からのようです。
その前日までの風景印だと思われます。
昭和7年(1932年)4月26日押印(使用開始日)『神戸西須磨』
こちらの印影の方がちょっとくっきりきれいかな。
押し方の違いで変わりますよね。
ここの郵便局は現在は風景印がありません。
この風景印がいつまでだったのかさらっと調べたくらいでは分かりませんでした。
須磨の浜と千鳥は源氏物語の須磨の巻と百人一首の源兼昌の歌ですね。
源兼昌の「淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾度寝覚めぬ須磨の関守」の歌には
須磨に赴いた光源氏が詠んだ
「友千鳥もろ声に鳴く暁はひとり寝覚めの床もたのもし」
が踏まえられているということで、
源氏物語の須磨の巻も一緒に楽しめるという感じ。
波に千鳥は良い組み合わせなので良い意味の絵柄や文様として
色々なものに描かれてきたので
その可愛らしいさも一緒に感じます。
青葉の笛は平敦盛が笛の名手で、
その笛が「小枝(さえだ)」、通称は「青葉」という横笛だそうです。
源平合戦の一の谷の戦いで源氏方の熊谷次郎直実公に討たれた敦盛。
須磨郵便局(すまゆうびんきょく)
〒654-8799
神戸西須磨郵便局(こうべにしすまゆうびんきょく)
〒654-0053
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