赤十字思想誕生百年記念 昭和34年(1959年) 名古屋特印
赤十字思想誕生百年記念 昭和34年(1959年)6月24日押印
名古屋特印
また番外編的に古い今日の日付の消印を。
今回は赤十字思想誕生百年記念の特印です。
59年前の昭和34年(1959年)6月24日に
赤十字思想誕生百年記念の切手が発行されました。
特印は赤十字と日本の旗と地球儀が描かれていますね。
ちょっと可愛い図案です。
切手もありました、こちらです。
切手の図案は負傷者を運ぶ赤十字看護婦。
日本切手趣味協会のカバー記載の説明には
1959年のイタリア統一戦争の際、ソルフェリーノの戦場を通りがかったスイスの青年
アンリ・デュナン(1828~1910)が苦しんでいる負傷兵を見て
「あゝ皆人間同士なのに!」と絶叫して国際的運動を起す決意をした。
とあります。
その決意から100年記念の切手。
ちなみに、その後ソルフェリーノはジュネーブに戻り本を書き
国際的な救護団体の必要性を訴えたため
ヨーロッパ各国で大きな反響を呼び
1864年にジュネーブ条約が調印され、国際赤十字組織が誕生したそうです。
切手を見たことあるなぁ、と思ったら
この初日カバー、以前1種類だけご紹介していました。
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北海道 定山渓郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)2月14日押印(最終日) 『石狩 定山渓』
今回も北海道の旧国名の最終日のみです。
使用開始日は昭和26年(1951年)7月2日。
図案の詳細ははっきり分からなかったのですが
定山渓の温泉街でしょうか。
この翌日から「北海道 定山渓」に表示変更です。
現在の風景印はその次の昭和48年(1973年)8月11日から。
図案はこれに近い雰囲気もあるのですが
昭和47年(1972年)に豊平峡ダムが完成したので
風景印の図案にも仲間入りしています。
定山渓温泉は慶応2年(1866年)、江戸末期からの温泉だそうで
とても古い温泉街になるそう。
2年後には明治なので本当に江戸時代の最後ですね。
自然湧出の源泉は56カ所もあるそうで湧出量も多いそう。
素敵な温泉街だそうです。
定山渓郵便局(じょうざんけいゆうびんきょく)
〒061-2399
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FDC 富士箱根伊豆国立公園 初日カバー その5 伊東小型印
富士箱根伊豆国立公園 昭和37年(1962年)1月16日発行
富士箱根伊豆国立公園切手発行記念切手とスタンプ展 伊東小型印
NCC版
第2次国立公園切手シリーズ、第1集の富士箱根伊豆国立公園の初日カバーの
5種類目はNCC版です。
こちらも4種の切手全部貼りでした。
カラーのカシェで可愛い雰囲気もありますね。
芦ノ湖の富士という感じでしょうか。
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北海道 藻琴郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)2月14日押印(最終日) 『北見 藻琴』
今回も最終日しか無かったのですが北海道の藻琴です。
こちらは昭和25年(1950年)7月15日から使われた風景印でした。
昭和40年(1965年)2月15日からは「北海道 藻琴」の表示だけ変わって
図柄自体は同じままです。
現在も同じ風景印が使われています。
東藻琴郵便局も同じ図案です。
藻琴山を検索したら、この風景印とかなり近い感じの写真が見れました。
もうちょっと左からの写真でしたが本当にそのままなんですね。
日本最大のカルデラ湖の屈斜路湖の北壁にある標高1,000メートルの山で
屈斜路湖のまわりの山では一番高いそうです。
山頂からの眺めはとても美しく、北海道自然100選に選ばれています。
藻琴郵便局(もことゆうびんきょく)
〒099-3111
北海道網走市藻琴119-1
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FDC 富士箱根伊豆国立公園 初日カバー その4 伊東小型印
富士箱根伊豆国立公園 昭和37年(1962年)1月16日発行
富士箱根伊豆国立公園切手発行記念切手とスタンプ展 伊東小型印
松屋版(中村浪静堂)
第2次国立公園切手シリーズ、第1集の富士箱根伊豆国立公園の初日カバーの
4種類目は中村浪静堂の木版のカバー、松屋版です。
こちらも4種の切手全部貼りでした。
松屋版は2種類のカバーが発行されていますが
今回も1種類だけありました。
カシェは富士。
図案は渡辺三郎氏。
切手と消印は同じなので省略です。
そういえば、
国立公園切手シリーズは最初は戦前に始まった切手シリーズでした。
富士箱根国立公園は本当に最初の切手だったのですが、
1銭5厘(暁の富士)、3銭(芦ノ湖より)、6銭(三ツ峠より)、10銭(東海道の富士)
の4種類で昭和11年(1936年)7月10日に発行されました。
さすがにそちらは見つからなかったのですが、
昭和24年(1949年)7月15日発行の
ややこしいですが第1次国立公園切手シリーズの
第2次富士箱根のものが3種類だけありました。
2円の三ツ峠より望む富士の切手が無いのですが、それ以外の3種類。
8円の河口湖より(使用済みで見にくくてすみません)、
14円の七面山より、24円の山中湖より。
今回ご紹介の切手よりも、みんなしっかり富士山の図でしたね。
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北海道 津別郵便局 古い風景印
昭和40年(1965年)2月14日押印(最終日) 『北見 津別』
風景印は北海道が続いていますが
今回は旧国名の最終日の方しかありませんでした。
この風景印の図案の詳細は不明です。
津別峠、屈斜路湖??
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2019年4月8日23:31 追記
図案は釧北峠から樹海を隔てて見た雄阿寒岳です。
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こちらの使用開始日は昭和25年(1950年)7月15日でした。
阿寒国立公園切手の発売日と同時に始まった風景印ですが、
この津別の風景印と同じ切手があったわけではないようです。
この風景印の翌日、2月15日から「北海道 津別」に表示だけ変更です。
その風景印ももう終了していて
現在は図案が違うものに変っています。
津別郵便局(つべつゆうびんきょく)
〒092-0299
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伊東ユースホステル竣工記念 絵はがき 伊東小型印 風景印
伊東ユースホステル竣工記念 昭和35年(1960年)6月17日
今回はまた番外編みたいな感じですが
昭和35年の今日、6月17日に発行された記念の絵はがきです。
伊東ユースホステル竣工記念ということで、
小型印と絵はがきが発行されたようです。
絵はがきは図の下に題と原画者が入っていますが
図案は大平山より伊東湾を見る、
原画者は一水会の斎藤大氏。
この斎藤大氏は、富士箱根伊豆国立公園の伊豆切手会の初日カバーの
原画作者です。
この絵はがきの発行も伊豆切手会の発行なのかな?
切手と消印部分。
切手は昭和30年(1955年)発行の普通切手、
動植物国宝図案切手の第2次動植物の5円オシドリです。
消印が伊東ユースホステル竣工記念の小型印。
そのまんま、伊東ユースホステルとその後ろは小室山だと思われます。
この絵はがきが入っていたカバーに伊東の風景印も押印されていました。
切手と消印部分のアップ。
切手は昭和30年(1955年)発行の普通切手、
動植物国宝図案切手の第2次動植物の8円カモシカです。
消印は伊東の風景印。
この風景印の説明書きが一緒にあって、詳細が分かります。
使用開始日は昭和24年(1949年)7月1日。
富士箱根伊豆国立公園のカバーでご紹介していますが、
今回は図案の詳細説明も記載しておきます。
図は平和な伊東港の漁船と天城山に連る矢筈・大室の山々を背景とした温泉街と
数条の湯煙を現わす。また右端に名産の蜜柑と紫雲のあいたいするあたり、
名勝物見塚にある物見松の実景を配したものである。
ところで、この伊東ユースホステルですがもうありません。
建物ももう無いそうです。だいぶ前っぽいです。
いつ頃終了したのかさらっと調べたくらいでは分からなかったのですが
名残とかも無いのがちょっと残念な気もします。
記念の絵はがきや小型印まで作られたのに・・・
まあ時代の流れはそういうものですよね、しょうがないですね。
伊東風景印の説明文はこちらです。
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