FDC 日本機械巡航見本市記念 初日カバー 東京特印
日本機械巡航見本市記念 昭和31年(1956年)12月18日発行
東京特印
郵便文化部
郵政省の解説書によると、
機械輸出振興の促進を図るため、機械類を中心に金属製品、
繊維製品など優秀輸出見本品を貨客船日昌丸に積んで、
主要輸出市場である東南アジア地域を巡航し、
寄港各地で開催する日本機械巡航見本市を記念して
10円の郵便切手が発行されたそうです。
そういう事があったことさえ知りませんでした。
カバーのカシェは貨客船の日昌丸です。
切手と消印はこちら。
切手は10円の日本機械巡航見本市記念切手。
消印は東京特印。
ちょっと面白い図案ですね。
説明文はこちら。
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和歌山県 白浜駅前郵便局 古い風景印
昭和35年(1960年)9月26日押印(使用開始日) 『白浜駅前』
この前の小田原と同じ日に使用開始の風景印、
和歌山の白浜駅前です。
図柄は湯崎温泉の温泉マーク、ハマユウ、円月島。
こちらは平成10年(1998年)7月30日まででした。
翌日の7月31日から県名が増え「和歌山 白浜駅前」になっています。
図案自体は同じです。
湯崎温泉は日本三古湯のひとつだそうで
斉明、天智、持統、文武天皇も来られたそう。
江戸時代も湯崎七湯は湯治場として親しまれていたそうです。
昔は自然に湧き出る湯を波打ち際に湯舟を作って入っていたそうで
今でも崎の湯露天風呂が昔の雰囲気で入れるそうです。
ハマユウは海岸沿いに咲いているそうですね。
白浜町の町花になっています。
円月島は正式には高嶋というそうです。
正式名称を知らないことが多いかもしれないですね。
今回の風景印、現在のものもそうですが
温泉マークの3本線が下は少し白抜きされています。
湯気が立ちのぼる感じがあっていいですね。
白浜駅前郵便局
〒649-2201
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FDC 東海道電化完成記念 初日カバー 大津特印
東海道電化完成記念 昭和31年(1956年)11月19日発行
大津特印
郵便文化部
東海道全線の電化が11月19日で完成するので
その記念に切手が発行されました。
これは切手にちなんで富士山でしょうか。
切手と消印はこちら。
10円の記念切手。
電気機関車と広重筆版画の「油井」(東海道五十三次)が描かれています。
消印は大津特印。
東海道本線は米原ー京都間の電化の完成で支線を除く全線の電化が完了したので
その間の大津の特印になったのかな?
説明文はこちら。
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神奈川県 小田原郵便局 古い風景印
昭和35年(1960年)9月26日押印(使用開始日) 『小田原』
小田原の風景印、現在も使われている継続印です。
いいですね~
何人か持ち主が変わりましたが大きく拡張されたそうで、
戦国時代には南関東の重要な城となっていたそうです。
現在の小田原市の市街地がほぼ全部というくらいの
大きな城郭だったそうですが
江戸時代に入り大久保氏が城主になり家康に規模を三の丸以内に縮小させられたそうです。
その後大久保氏の改易で城が壊されてしまいましたが
稲葉氏が城主となった時に再整備、改修されて新しい城郭になったそうです。
後にまた大久保氏が城主になり幕末まで重要拠点だったそうですが
明治3年(1870年)に廃城となり、明治5年(1872年)までには多くの建物が取り壊されたそうです。
その後、二の丸に御用邸が建てられ、二の丸平櫓も修築されましたが
大正12年(1923年)の関東大震災で御用邸も平櫓も石垣も壊れ、昔の面影が失われてしまったそうです。
昭和9年(1934年)に隅櫓が再建され、後に小田原城址公園が整備され、
昭和35年(1960年)5月にはやっと天守閣が再建されました。
天守本来の姿を戻したわけではありませんが
城の中心部を江戸時代の姿に戻す計画があり、
今までに常盤木門、銅門、馬出門が再建されているそうです。
風景印が昭和35年に新しくなったのは
天守閣が復興したためでしたね。
名古屋城も同じ感じ。
どちらもある意味今後がどうなるのか楽しみですね。
小田原郵便局
〒250-8799
神奈川県小田原市栄町1-13-13
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日本南極観測隊出航記念 記念カバー 東京特印
日本南極観測隊出航記念 昭和31年(1956円)11月8日押印
東京特印
郵便文化部
第1次南極観測隊が出発した11月8日に
それを記念した特殊通信日附印(特印)が使用されました。
観測隊は晴海埠頭から出航したそうです。
ちなみに、色々大変な出来事があったようですが
1月29日にオングル島に上陸し、昭和基地が出来たそうです。
やはり第1次観測隊のときにも何度も空襲や魚雷を受けても無事に終を迎えたという
老朽船の宗谷を小さな修理工場で改造して送り出したのはすごいことだったようです。
今回は消印がメインなので切手は別のものですが、
ちょうどこの前ご紹介した切手趣味週間の市川蝦蔵ですね。
発売日が近いので使われたのでしょうね。
消印が日本南極観測隊出航記念の東京特印。
南極大陸の地図と観測船「宗谷」が描かれています。
原画の作者が郵政省郵務周知係画家の渡辺三郎氏だそうで、
色んな切手やカバーのカシェを手掛けています。
ここでも結構出てきていますね。
そして、説明文に記載がありますが、
南極「プリンス・ハラルド宗谷船内郵便局」で上陸記念スタンプ消印のため
宗谷の船内に持ち込まれた一般差出人の郵便物は135,850通もあったそうです。
すごい数ですね。
上陸記念の消印、もし出てきたらまたご紹介しますね。
ついでに、
第5次観測隊の時のカバーを以前ご紹介しています。
良かったらこちらもどうぞ。
今回の説明文はこちら。
いつもより文章が多いです。
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愛知県 名古屋中央郵便局 古い風景印
昭和34年(1959年)10月1日押印(使用開始日)
先日の名古屋中央郵便局の時には見つけられなかったのですが
少し後に先日の風景印の次が出てきました。
もう少し早く見つけられたら一緒にご紹介出来たのに・・・。
ということで、見つけちゃったので
今回も名古屋中央郵便局の風景印です。
完全に名古屋城ですね。
こちらは昭和42年(1967年)4月19日までのものでした。
ところで、名古屋中央なのに完全に名古屋城という
この風景印になった理由かもしれない事があります。
戦争時、昭和20年の空襲で国宝第1号だった名古屋城も焼失しました。
この名古屋城の天守閣をもう焼けないようにとコンクリートで再建したのですが
再建されたのが昭和34年10月です。
だからこそ、この風景印になったのかな、なんて思ったりします。
名古屋中央郵便局
〒450-8998
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FDC マナスル登頂記念 初日カバー 東京特印
マナスル登頂記念 昭和31年(1956年)11月3日発行
東京特印
郵便文化部
郵政省の切手解説書によると
「日本マナスル登山隊は、本年5月9日、11日の2回にわたり世界第8位の高峰マナスル(標高8,125メートル)を征服したので、これを記念して10円の郵便切手を発行し、
表彰式などの記念式典が挙行される文化の日から全国各郵便局で売りさばく。」
とありました。
このマナスル登頂成功は第三次登山隊だったそうです。
その前2回は登頂できず、最後の挑戦というような感じだったようです。
日章旗の上はネパールの国旗、下はヒマラヤ山案内人の旗だそうです。
切手と消印はこちら。
10円の記念切手。
図案はマナスルに登山隊員。
消印は東京特印。
ロープとピッケルが描かれています。
切手の隊員も手に持っていますよね。
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