鹿児島県 枕崎郵便局 古い風景印
昭和38年(1963年)10月1日押印 『枕崎』
鹿児島県、続きます。
今回は枕崎、こちらも初日ではありません。
使用開始日は昭和31年(1956年)10月1日。
図案は立神岩、海岸風景、名産のカツオ。
この風景印は現在も使用中の継続印。
長く使われている風景印でいいですね。
立神岩は火之神公園から300mほどの沖にある高さ42mの奇岩。
火之神公園からの眺めは素敵だそうですね。
枕崎郵便局
〒898-8799
鹿児島県枕崎市松之尾町18-1
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鹿児島県 霧島温泉郵便局 古い風景印
昭和38年(1963年)10月1日押印 『霧島温泉』
また山の描かれた風景印。
こちらも廃止印です。
使用開始日は昭和27年(1952年)6月25日で
最終日は平成11年(1999年)1月10日です。
図案は高千穂峠、温泉、大浪池。
大浪池は霧島山の火山活動で4万年ほど前に出来た火口に水がたまったものだそう。
水がいつもある火口湖としては日本で一番標高が高い所にあるそうです。
ちなみに霧島山は北海道の大雪山と同じで一つの山の名称ではなく、
今回の風景印にもある高千穂峠や韓国岳などのいくつかの山のこと。
この辺りは国立公園になっています。
国立公園シリーズの切手も出ていましたね。
霧島温泉郵便局
〒899-6603
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FDC 花切手シリーズ「あさがお」 初日カバー 下谷入谷風景印 その3
花シリーズ「あさがお」 昭和36年(1961年)8月1日発行
下谷入谷風景印
花切手シリーズ第8集、あさがおの10円切手の初日カバーのNCC版です。
いろが2色になっていますが、切手の図案に近めの感じのカシェです。
初日カバーの用紙の違いで
前回のものよりも風景印の細かい部分の印影が
もうちょっとだけはっきり見えるのでもう一度掲載です。
ま、同じなんですけどね・・・
で、前回も少し触れましたが
あさがおが江戸時代にものすごく流行ったそうで
とても気になりました。
日本にやってきた頃、奈良・平安時代は今のアサガオとは少々違っていたそうで
朝に咲く他の花もみんな「あさがお」と呼ばれていたそう。
万葉集で詠まれたあさがおはキキョウやムクゲなど違う花だったとか。
アサガオと他の花が少し分けて認識されるようになってきたそうですが
江戸時代は草花の品種改良が盛んだったそうで
しっかりと区別して認識されたそうです。
第1次アサガオブームは江戸後期の文化・文政期(1804~1830年)。
文化3年(1806年)3月4日に江戸で起きた文化の大火(丙寅の大火)と呼ばれる火事で
下谷に大きな空き地が出来たそうです。
そこでアサガオが栽培され、色々な品種の変わったアサガオも見られたそうです。
この変化アサガオが大ブームだったそうです。
第2次アサガオブームは江戸末期の嘉永・安政期(1848~1860年)。
アサガオの品種改良が更に進み、
パッと見るとアサガオとは違う花のようなものも登場し、
朝顔図譜や品評会も多かったそう。
ついでに、明治時代にはアサガオ栽培は下谷から入谷へ移ったそうで
朝顔市も行われたそう。
現在も入谷では朝顔まつりがあるそうですね。
ずっと続いているなんて素敵です。
このブームの話、
今回の風景印にちなむ郵便局が下谷入谷になっていた理由ですね!
NCC版の説明文はこちらです。
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石川県 白山頂上郵便局 古い風景印
昭和38年(1963年)7月10日押印 『白山頂上』
とても可愛らしく思える風景印が出てきました。
登山者の登頂の喜びが伝わる素敵な風景印ですが
残念ながら廃止印です。
使用開始日は昭和28年(1953年)7月5日だそうです。
最終日はよく分かりませんでしたが
使用開始日は白山頂上郵便局の開局日で
次の風景印が白山山頂郵便局に改称した昭和45年(1970年)7月1日からなので、
昭和44年(1969年)の最後の日が風景印の最終日だったのかと思います。
図案の詳細は見つかりませんでしたがこの感じだと
白山(頂上)、登山者、日の出という感じなのでしょうか。
この登山者と太陽の感じが個人的にとってもツボです。
この可愛い風景印、ずっと使ってほしかった・・・
このあと2回変わってますが、
白山の全体が分かる感じになりましたし、
現在は登山者ももっとリアル。
くろゆりも入ってていい感じなんですけどね。
この白山頂上の風景印の雰囲気、ちょっと面白くて素敵です。
ちなみに、
以前は石川県石川郡白峰村でした。
平成17年(2005年)2月1日に市町村合併して新設の白山市となりました。
白山山頂郵便局
〒920-2501
石川県白山市白峰室堂平(室堂センター内)
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FDC 花切手シリーズ「あさがお」 初日カバー 下谷入谷風景印 その2
花切手シリーズ「あさがお」 昭和36年(1961年)8月1日発行
下谷入谷風景印
中村浪静堂
カバー画:渡辺三郎氏
花切手シリーズ第8集のあさがおの10円切手の初日カバーの
中村浪静堂の木版画カバー2種類目。
こちらのカシェは、竹がきのあさがお。
前回のものとは違って可愛らしい雰囲気が強くてまたいい感じです。
とんぼがいるのも可愛いです。
あさがおは1年性植物で、日本で最も発達した園芸植物だそう。
江戸時代には2度もブームがあったそうで
それから品種改良が進んだそうです。
また、種子は牽牛子(けんごし)と呼ばれる生薬だそうで、
種の芽になる部分には下剤の作用がある成分が含まれているらしく
奈良・平安時代は薬用植物として扱われていたそうです。
でも、
牽牛子は日本薬局方にも収録されているそうですが
毒性も強いので素人が扱うにはかなり難しいそうで、
むやみに手を出さない方がいいそう。
知りませんでした。
切手と消印と説明文は同じなので省略です。
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鹿児島 加治木郵便局 古い風景印
昭和38年10月1日押印 『加治木』
今回のものは鹿児島でした。
はがきの臙脂色の夢殿の図に結構重なっているので
郵便局名が分かりにくいですね。
使用開始日は昭和30年(1955年)3月1日で
昭和51年(1976年)3月31日が最終日のようです。
図案は詳細が分かりませんでしたが、
この後も2回ほど風景印が変わっていますが
龍門滝は図案にいつも入っています。
日本の滝100選にも入っているそう。
網掛川にある高さ46m、幅43mの大きな滝で中国の龍門瀑に似ているところから
龍門滝と名付けられたそうです。
実際に見たらとってもいい景色でしょうね。
そして、
くも合戦、知らなかったので衝撃でした。
とても古くからある伝統行事だそうで
コガネグモ同士を戦わせるもの。
いろんな生き物の戦いがありますが
蜘蛛でもあったんですね。
加治木のくも合戦は盛んで、第二次大戦時はできなかったようですが
それ以外はずっと続いているそうです。
現在は毎年6月の第3日曜日に行われているそう。
ちょっと面白いですね。
加治木郵便局(かじきゆうびんきょく)
〒899-5299
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FDC 花切手シリーズ「あさがお」 下谷入谷風景印 その1
花切手シリーズ「あさがお」 昭和36年(1961年)8月1日発行
下谷入谷風景印
中村浪静堂
カバー画:渡辺三郎氏
花切手シリーズ第8集のあさがおの10円切手の初日カバー。
木版の中村浪静堂のものです。
カシェはつゆのあさがお。
切手の雰囲気に近い感じですね。
切手と消印はこちら。
切手はあさがお。
消印は下谷入谷風景印。
使用開始日は昭和36年(1961年)7月6日。
下谷坂本町郵便局も同じ風景印で、
今回のあさがおの切手にちなむ風景印だったそうです。
ところで、下谷入谷郵便局は今はありません。
昭和43年(1968年)5月1日に台東入谷郵便局に名称変更しています。
その後、場所も移転していて
現在の台東入谷郵便局の場所ではありませんでした。
説明文はこちら。
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